2006年05月24日

身近な危険、銃の横行

昨晩、プノンペンに住んで初めてこの街の隠れた恐ろしさを目の当たりにしました。

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知人数人と夕食を食べ終わってレストランを出ると、外国人客を目当てにバイクタクシーがわらわら集まって「オレのに乗れ」「オレが先だ」と声をかけてきました。

たまたま知人が乗車した年配の運転手のバイクタクシーが後から来たバイクだったようで、先に声をかけてきた若い運転手が「オレの客だ」と主張して運転手同士の口論となってしまいました。

言い合いが激しくなったときです。年配の運転手がバイクの座席の小物入れからあるモノを取り出したのです。

そう、それは

もう心臓止まるかと思いました。

激昂した彼らの仲裁に入ることもできず、心臓バクバクのまま様子を見るしかできませんでした。

幸い、それは発砲されることはありませんでしたが。

結局若い運転手が客を諦め、私の知人は年配の運転手のバイクに乗ることになりました。彼らが無事に目的地に着くまで、気が気じゃなかったです・・・。

最後に代金を払うときに年配運転手が見せた人の良さそうな笑顔は、あんなことがあったのを忘れさせてしまいそうなぐらい優しかったです。

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普段、カンボジアの新聞を読んでいると銃による殺人・傷害事件がやたらと目に付きます。

多くは職務上銃を携帯している警察官や軍隊の兵士によるもので、飲み屋のお酒をつぐお姉さんに絡んで拒否されたら発砲、知人との喧嘩で発砲、夫婦喧嘩で発砲・・・などなど。

頭にくると、簡単に銃を撃ちます。

でも、恐ろしいのは、銃を持つべきではない一般の人たちによってもこのような事件が多発しているところです。

さほど昔ではない内戦の時代にそこかしこに溢れた銃が、未だ回収されずに人々の手にあるのです。


カンボジア人は極めて穏やかで優しいです。
でも、ストレスを溜めているのか苦労が多いからか、激昂しやすい部分もあるようです。
で、キレると殴り合いとかになるのではなく、いきなり武器が出ます。ナイフ、斧、銃、手榴弾・・・

今まで、カンボジア人のそういう一面は新聞の紙面でしか見たことのないものであって、現実味がありませんでした。

でも、今回のバイクタクシーの一件でそれを目の当たりにしました。

posted by sachipok at 19:41 | Comment(1) | TrackBack(0) | カンボジア生活日記
この記事へのコメント
怖いですねー
銃もそうですが、キレたら武器持つ性格がw
ま、キレずに武器持つとブリーフ一丁になるのも怖いけどねw
Posted by みなと at 2006年05月24日 23:37
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