2006年07月04日

ポル・ポト派(クメールルージュ)の政権崩壊から27年 特別法廷始動

ポル・ポト政権崩壊から27年を経て、やっと彼らの非人間的な所業を裁く裁判が始動しました。

3日、特別法廷の判事や検事の就任宣誓式が行われたのです。判事の中には、日本人判事も含まれているということです。

20060704トゥールスレーン博物館.JPG 20060704トゥールスレン博物館独房.JPG
【約2万人の罪無き人々が収容され、亡き者にされたトゥールスレーン刑務所
(現在はトゥール・スレン博物館として公開されている)】

なぜ裁判開始まで27年もかかったのかというと、内戦や法廷についての政府と国連の意見が対立したためでした。
ポル・ポトは98年に他界していますし、訴追対象の元幹部らは高齢で体調も不安定です。裁判には、更なる時間がかかることが予想されるのに、時間が経てば経つほど被告が訴追されるのは難しくなります。

日本人判事・野口氏は記者会見にて以下のように述べたとのことです:

「今からでも正義を具現し、『法の支配』というメッセージをカンボジア国民や国際社会に発信することは、決して遅きに失したとは言えない」


法の執行力が弱く、政府の役人による汚職をはじめとする数々の犯罪がまかり通っているこの国の今後の発展のためにも、うやむやにならずに決着が着くことを切に祈ります。

参考ページ:
YOMIURI ONLIE

posted by sachipok at 18:00 | Comment(6) | TrackBack(1) | カンボジア基本情報
この記事へのコメント
今朝の新聞にあったのですが、都市部で裁判について否定的なカンボジア人が少なからずいるみたいです。
トップの数人しか裁かれないこと(下位のリーダーたちも残虐な行為を繰り返していた)、その数人を裁くために多大な国費が使われること、民衆に直接的な利益がないこと、などが理由なようです。

確かに、とうに過ぎ去ったことのために莫大なお金を使うより、今後の国の発展の為に使って欲しい、という気持ちもわかります。
でも、今決着をつけておかなければ先へ進めない、と考える人々が多くいることも事実です。
Posted by sachipok at 2006年07月05日 17:00
難しい問題ですねー

ようは裁きを5秒で済ませてしまえばいいじゃんねぇ?
「はい、有罪。ってか死刑」
で、国費はかからないw
裁判って時間がかかり過ぎるよー
Posted by みなと at 2006年07月11日 03:33
>みなとさん
時間かかりますよねー・・・
なんか、嫌になっちゃうのが、王様ですら「裁判やんなくていいんじゃね?」とか言い出してる・・・
何にしてもちゃんと決着はつけようよーって感じです。
Posted by sachipok at 2006年07月11日 12:43
この裁判が難しいのは、誰をどこまで裁くかということなんでしょうね。人民党の幹部(首相を含む)も、元をただせばポルポト派であり、虐殺にどこまで関わったかも微妙なので、審議の際に「それを問うならあいつらもそうだったのに、なぜ彼らだけなのだ。」という、市民の反応が現政権の人達には恐ろしいのではないでしょうか。
日本の戦後の東京裁判が実質どこまで日本の復興に役立ったのでしょう。アメリカが付けたかった形だけではないでしょうか。
Posted by クラッチ at 2006年07月20日 09:56
>クラッチ
コメント有難うございます!
この問題は本当に難しいと思います。
しかも、早速タ・モクが亡くなりましたね・・・
政府はできるだけ裁判を避けたいと思っているでしょうね。
Posted by sachipok at 2006年07月26日 00:59

こんな時だからこそ、生きてる内に思いっきり楽しんでおきたい…
不謹慎なんて言うなよな!いっちまったら何もできないんだから…(´・ω・`)
http://uyyx86b.glinds.info/
Posted by 備えあれば憂いナシ!! at 2011年03月19日 14:13
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