目的地は少数民族が多くいる秘境、ラタナキリ州だったのですが、ラタナキリは遠いので、中間地点にあるメコン川沿いの町、クラチェ(Kratie)で足を止め、休憩ついでにドルフィンウォッチングをしてきました!

【メコン川は雄大!】
クラチェ付近のメコン川には淡水イルカが生息しているのです。
カワゴンドウ(イラワジイルカ)という種類の、背ビレが小さく顔の丸い2〜3メートルぐらいのイルカです(カワゴンドウの写真はこちらを参照)。

【川イルカが食べてしまうので、川にゴミを捨てないで!という看板】
プノンペンからクラチェ行きのバスに乗り6時間半。町に到着するなり、ゲストハウス(ホテル)の勧誘がわらわらと集まってきます。びっくりしたのが、彼らの英語が上手いこと。ネイティブ並みの人もおり、プノンペンの人たちよりもレベルが高い気がしました。聞くと、英語学校に通った後、観光客相手に練習したとのこと。学校にすら通っていない人も多いとか。
ちなみに、観光客はほとんどフランス、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパ方面からだそうです。
群がるゲストハウスの営業陣の中から一番近くにありそうなゲストハウスを適当に選んだのですが、これがびっくり、綺麗だし、何よりも安いんです。ダブルあるいはツインで1部屋5ドル(エアコン付きやホッとシャワーが出る部屋はもうちょっと高い)。
部屋だけを見ると、これまたプノンペンやシェムリアップよりもレベルが高いのでは!?(そのかわり、サービスはなしよ)
早速、イルカ見物にゴー。
バイクタクシーで20〜30分ぐらいのボート乗り場から、小船に乗り込みます。雨季のメコン川は赤く濁っています。

イルカを見ることができるポイントまでは流れに逆らっていたこともあり、1時間近くかかったように思います。昔は川岸からイルカの姿を見ることもできたそうですが、今ではその数は激減、あるポイントまで行かないと見ることができないのです。
すぐにポイントに着くものだと思っていたので、その間
「もしかして、イルカ見つからないんじゃないの!?」
「見られなくても、お金は返ってこないんだろうなぁ」
などと、不安がよぎります。

【途中、漁をしている人々の姿も見られる】
しばらくして、なんとなく船頭さんの舵取りの様子が変わったなぁ、なんて思っていると
「プシュー」
!?
同時に、遠くの方で何かが水面に顔を出したような。あたりをキョロキョロ見回していると、
「プシュー・・・」
今度は近いぞ!!
と思ったと同時に、船からほんの3〜5メートルぐらいのところで、灰色のぬるりとした物体が弧を描くように水面から出て引っ込んでいきました。小さな背ビレもありました。
もう、大感動。
その後も1分置きぐらいにあちこちでイルカはプシューと顔を出し、その度に乗客皆で「ほらっ、あそこ!」「あっちあっち!」「あそこ!」と大騒ぎ。
ちらほら、という感じであまり群れでは見られませんでしたが、帰りに船がポイントから遠ざかると、安心したのか立て続けに群れで顔を出していました。
あっと言う間に水中に潜ってしまい、どこから出てくるかもわからないので写真は撮れませんでした、残念。
季節によってポイントこそ違いますが、ほぼ100%見られるそうですので、あまり心配しなくてよかったみたい。
ラタナキリに行くついで、という位置づけでしたが、この時点で大満足のサチポックでした。
ちなみに、クラチェの町にはドルフィンウォッチング以外、特に見るところはなさそうです。。。
その他、旅の詳細:
プノンペンからクラチェまでのバス代は片道5ドル(代理店を通した場合は手数料がかかります)。
ドルフィンウォッチングの船着場までのバイクタクシーはホテルで手配してもらい、ひとり往復5ドルと高めでしたが、これで部屋代とのバランスを取っている感じかな。
ボートは入場料が3ドル(乾季は2ドル)、ボート代が2人以下は5ドル(雨季は3ドル)3人以上の場合は3ドル(乾季は2ドル)。
雨季がハイシーズンです。

母なるメコン川に抱かれて♪
と歌われるだけのことはある。
「プシュー」って船頭さんが言っているのかと
はじめは思っちゃいました。
おもろいなあ、と思ったら、
おもろかったのは私でしたね。
確かに〜!
読み返してみるとカギカッコ付いてるし、プシューが何なのか書いてないし、船頭さんが言ってるみたいかも・・・(笑)
なんとなくですけど(笑)
私も早めに見に行こうかな。
クラチェまでの道路もよくなったので行きやすくなりましたよね。
と言っても日本からは遠いなあ・・・。
ゲストハウスの客引きの人が英語がうまいのは、毎日毎日
ネイティブの英語スピーカーを相手にしているからでしょうね。
アンコール遺跡群の物売りの少年少女たちがものすごく英語が
うまいのと一緒ですね。
もぐらたたき(笑)
ほんとそんな感じでした。
イルカの数が激減した理由には、内戦時代に兵士が射撃の的にしたから、という話もあります・・・モグラタタキ…。
>モニヴォンさん
日本にいらっしゃるのですか?それは遠いですね(笑)
川イルカ、一時期よりは一応増えてきているような話を聞きました。保護活動などもしているのでしょうね。