
プノンペンから飛行機の国内線が出ているのですが、観光シーズンは乾季らしく、雨季はお客さんがいないためほとんど飛行機が飛ばない・・・ということです。事実、7月のフライト実績はゼロだそうで、そういう意味でも秘境っぷりを発揮している感じがしますね。
で、今回は陸路で行ったわけなのですが、陸路で行くとプノンペンから12時間近くかかります(飛行機だと1時間)。
1日ぶっ通しで行くのは大変なので、中間地点にあるクラチェで1泊してドルフィンウォッチングをしたわけです。
クラチェからラタナキリまでは約6〜7時間。ここからはバスも出ていませんので、タクシー(白タク)で移動です。
クラチェまでの道のりも、かなり自然豊かでしたが、ラタナキリに向かう道は起伏があり更に緑が鬱蒼としてきます。ゴムの林も目立ち始めました。

【左:緑が鬱蒼と茂る道、右:ゴムの植林】
穴ボコボコ、雨でドロドロの悪路をひたすら進み、州都バンロン(Ban Lung)に到着・・・。ヘロヘロになりながらも、早速ラタナキリの自然めぐりへ。

【左:カチャン滝、右:ヤックロム湖】
ラタナキリは滝が有名です。雨季なのでゴーっとすごい勢いで水が流れ、迫力がありますが、正直なところ日本人にとってはそんなに珍しくもないかも・・・。
ヤックロム湖は火山活動によってできた湖なのだそうですが、森の中に突如と現れ、シン・・・と静かで何とも言えない美しさです。水も透明で小魚がたくさん泳ぎ、手でエビをすくうことができます。これにサチポックはもう大感動で、エビと戯れ時間を忘れてしまいました。泳ぐ人もいますよ。

あと、この地域一帯は独特の赤土で、雨季はドロドロと粘り気が出て(連れ合いは何度か滑って転んでました)バイクでの走行は困難になります。ちなみに、ガイドさんの話によると、ここ1ヶ月雨が降らなかった日はないとのこと。空も始終どんよりしていました(写真からもわかると思います)が、暑くなくて助かりました。乾季は乾季で外を歩いただけで乾いた土ぼこりが白いTシャツを赤く染めるそうです。
さて、旅の目玉は少数民族の村訪問です!
カンボジアの大半を占めるのはクメール族ですが、ここラタナキリではクメール民族は少数派。確かに顔立ちがクメール人とは違う!
ツアーで、クルン族とタンプーン族、ラオ族の住む村、それに中国国民党の残党者の村を訪れました。
クルン族とタンプーン族は精霊崇拝を行うアニミストで、いけにえ(バッファロー)を捧げる台や独特の墓地など、今まで見たことのない文化を目の当たりにして興味深々。

【左:クルン族の村、右:タンプーン族のお墓】
駆け足だったので、彼らの生活について深く知ることはできませんでしたが、新たなカンボジアの一面を垣間見ることができました。
その他、旅の詳細:
クラチェからのタクシー代は片道ひとり12.5ドルから。
少数民族の村巡りツアーは丸1日、車とガイド付きでふたりで75ドルでした。
他にも、鉄鉱石だったか宝石だったかの採掘現場を訪れたり、像のいる村を訪れたり、ジャングルのトレッキングをするツアーなんかがありました。
飛行機がもし飛ぶとしたら、往復130ドルですって。

カンボジア、そろそろアデュー!かな?
そうなんです、そろそろアデユー!
思い残すことがないよう・・・
と言っても、既に結構満足してるかもです。