往路のクラチェからラタナキリ(6〜7時間)、復路のラタナキリからプノンペン(12時間ぶっとおし!)はいわゆる乗り合いタクシーに乗りました。
このタクシー、普通のToyotaカムリー(Camry)なんですが、こういう乗り方です:

前に4人、後ろに4人の8人乗りはカンボジア・スタンダード。クラチェからラタナキリまでの片道12.5ドルという金額は、この8分の1席の値段です。普通に座りたい場合は、2人分払えばいいのです。(運転席の二人乗りだけは危ないからやめて欲しいんだけど)
今回は何かとお金を使うと思い、ケチケチしたのが間違いでした。8人乗りには別に慣れていましたが、さすがに、6時間とか、12時間乗り続けると乗り物酔いをする私は、身体も精神状態も極限という感じでした。
しかも、舗装されている道路だったらまだいいのですが、クラチェからラタナキリまでの舗装されていないボコボコ道は雨季につきグチャグチャ。脳までグラグラ揺れます。

平地の多いカンボジアの中でも比較的勾配のある地帯で、この粘り気のある赤土は氷の上を走ってるみたいに、ツルツル滑るんです。
川の付近にある道なんかは、全体がやわやわになり、

こういうことになります。
坂道ともなると、大変なことになります。
数台の車が立ち往生する中、8人が乗ったカムリー号は勇敢に目の前の雨でグチャグチャになった坂に挑みます。
ヴーーーーーーーーーーーーーーーン、
ウーーーーーーーーーーーーーーーン、
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、
フーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・
完全にタイヤが空回りし始め、エンジンはフル稼働なのに1ミリも前に進まなくなりました。っていうか、後退するんじゃないか?
ギャラリーが心配そうに見守ります。
これは、後ろから押す羽目になりそうだな・・・と思っていると、とうとうエンジンからモクモクと白煙が・・・
あちゃ〜・・・
そう思った瞬間、ギャラリーの中の一人が小走りで駆け寄ってきました。顔には満面の笑み。
・・・
「押したげよっか??(ニヤリ)」
はい、彼ら、ギャラリーじゃないです。泥道にはまった車を押してあげる、ということを業とする列記とした商売人です。
っていうか、坂道に油か何か撒いてないか?とちょっと疑ってしまいました。

交渉成立。嬉しそうにワラワラとヘルプ隊が集まってきます。
せーの、で、

8人乗りカムリー号は無事、魔の坂を超え、

川を超え、
無事に私たちを運んでくれました。
いやー、それにしても、疲れた。
インドからブータンに陸路で行ったときとかも、フロントガラス割れたりしてかなり大変だったけど、四駆だったしひとり分の座席だったし。
体力的には今回が一番辛かったです。
でも楽しかった。
体力に自信のある方は、どうぞ。

運転席の2人乗りは驚くでしょうね。でもこれがカンボジア標準。
でも、道路が整備され大型バスが多くなった(プノンペンからだと
シェムリアップ、バッタンボーン、ホーチミン方面)現在、
これを見る機会も少なくなったような気もします。(でもタケウ、スワイリエン、
カンポート方面などはまだまだ多いかな)
ちょっと嫌です(笑)
もう、運転席の二人乗りだけはほんっとにやめて欲しいですね・・・
更に、右ハンドルだった日には、生きた心地がしませんよね!
>みなとさん
ちょっとどころじゃなく嫌ですよ(笑)
コメント有難うございます(返事が遅くなって申し訳ないです)
寝てしまったのはすごい(笑)
iyasacaさんのページ拝見させていただきました。子どもの写真はすごく雰囲気がいいですね!
また遊びに行きます。